〜 いちょう食堂 〜  (新潟県 上越市 南本町小学校区内 子ども食堂)

ひとりでご飯食べるのってちょっとさびしいよね。 みんなでワイワイ顔を見ながら、おしゃべりしながら温かいご飯を食べようよ! そのあとは思いっきり遊ぶもよし、宿題を持ってきて勉強するもよしの自由時間。ひょっとしたら楽しい遊びや勉強を教えてくれる人がいるかも! 地域の子どもたちが笑顔でご飯を食べ、いろんなことができる空間。 そんなことを大切にしたいな〜と思って「いちょう食堂」を始めました。 食堂の場所は上越市南本町3丁目の最賢寺(さいけんじ)っていうお寺。とても大きないちょうの木が目印だよ。

2月17日開催報告です!

みなさんこんにちは!

またまた、ブログ更新が大幅に遅れまして楽しみにしている方申し訳有りません。

先月の報告です。

参加者43名

ボランテアスタッフ31名

見学者3名

の大人数でした。

毎回、初めての参加者も増えていますので、人数がこれからどうなることやらです。

嬉しいけれども、作業などが間に合うかの心配が出てきそうですね…

受付は一応5時からなのですが、子どもたちは学校が終わると楽しみにしてくれているので、時を待たずにすぐに来てくれます。

来たよ〜

こんにちは〜

久し振り〜

寒いね〜

いろんな声をかけてくれながら玄関を通過してくれます^ ^

 

メニューはこちら。

子どもと一緒に書いていますので、少し見にくいかも…

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 いわしフライの仕込み

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 かぼちゃが衣を着て準備万端

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仕込みスタッフ。

おしゃべりしながらいつも賑やかな場所です。

仕込みの間にプチ料理教室もあるとか^ ^

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煮浸しの仕込み中

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 汁物の出汁取り

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煮浸し

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 大根サラダ

寄付していただいた大根ですがとても甘くてスティックにしてもよばれました!

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寄付いただいたリンゴ

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シェフの手にかかればリンゴアートもお手の物。

「このリンゴ食べた〜い」と子どもがウズウズしてました。

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 料理完成!

私が毎回写真を撮り忘れるので、他のスタッフがバッチリ用意してくださって、パシャり。

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毎回ですが、ご飯前は体を動かしまくって遊んでいる子がいるので熱気でムンムンしています。

体育館で遊び、横で卓球をし、読書、ブロック、ヨーヨー、けん玉、折り紙等何かを見つけては遊んでいます。

ただ走ってるだけでも面白いそうです。スタッフはいつもヘトヘトになっていますよ。

もうちょっとスタッフに気をつかってあげてください!

てゆうか、もっと頑張れスタッフ!

 

「手裏剣折り紙いっぱい作ったから持って帰る用の袋ちょうだい!」

と言われ目を向けると、笑顔い〜っぱいで両方の手のひらからこぼれ落ちそうなくらいの色とりどりの手裏剣折り紙を見せてくれました。

大好きなお姉さんと一緒に作ったたくさんの手裏剣折り紙だもんね。

大切に持って帰ってね^ ^

でも、人には投げないようにしてね!

たったの数時間でしかないですが、子どもたちが好きなことを好きなだけしてもらえるといいですね。

そのかわり「いただきます」するまでの移動など、私たちが思い描く様にスムーズにはいきませんけれど^ ^

早くいく子、友達とおしゃべりしながらいく子、まだ遊びたいと言いながらなかなか行かない子、いくの嫌だという子、行かない子。

小さいながら一人ひとりに主張があり、ストーリーがあり、歴史があります。

なかなか難しいですけど、そのことを見逃さず、聞き逃さず、察知していきたいですね。

そんな中、6時過ぎにいただきます当番をやりたいという子どもたちの

「いただきま〜す!」

の声と共に夕食が始まりました。

豪快にお代わりする子、ちょっと照れくさくお代わりする子、何回もお代わりに来る子。見てるだけで笑顔になります。

少しずつメインのお代わりを足したり、様子を伺いながら周っていると、好きなものを好きなだけ食べている様子です。

もうちょっと色々食べた方が身体に良いのにな〜と思いますが、その辺はやはり課題で、一緒に食卓を囲んでいるお兄さんお姉さんおっちゃんおばちゃんが関わり合いながら声をかけていくしかないですね。

スタッフの皆さんよろしくお願いしますよ!

 

7時過ぎには恒例の誕生日会!

いつもフルーツ缶を買ってきてデコレーションするんですが、デコっている間に子どもたちの手が伸びてきてフルーツを結構食べられてしまったそうです!

スタッフは少し困っていましたよ^ ^

電気を消していよいよケーキが入場。

恒例の歌を歌いながら。

クリームを食べれない子にはフルーツを。

食事の時から一人の子どもが、真ん中の誕生日席に出るのが嫌だったみたいで、お姉さんと一緒に出ても良いよと言いましたが…泣きながらその場を去ってしまいました。配慮が足りませんでした。申し訳無かったなと思っています。

出れる子は出て、出れない子はスタッフが名前を紹介するようにしたいと思います。

私もあまり人前は好きではありません。

出ることが良く、出ないことが悪いというようにはしたくなかったのですが、結局そのことにドキドキして胸が張り裂けてしまったんです。形が人を傷つけるということでしょうか。

ごめんなさいね。

 

そして、帰りの時間になり、それぞれのお迎えの方が来てくれてそこでもいろんな会話が始まります。

今日どんなことがあったとか、家での様子など。

全員の方とお話しすることはできませんでしたが、お声がけは忘れずに。

「お迎え来たよ〜!」

と言っても、なかなか子どもたちは来ません…

そのおかげで保護者さんとの会話もできます。

車のお迎えがほとんどなので、前の通りが結構混雑するんです。

そのこともどうしていくのかが課題です。

天気が良ければ少し離れたところに車をおいてもらえても、あいにくの天気だとどうしても近いところがいいですよね。

 

回数を重ねれば重ねるほど考えなければならないことが山積みになってきます。

 

「昔より子どもの居場所がなくなった」

という言葉を聞きます。

「なくなった」のでしょうか?

「なくした」のでしょうか?

なくなったのなら何故なくなったのか。

なくしたのなら誰が何故なくしたのか。

「自分たちが子どもの頃は…」

という言葉も聞きます。

「昔の自分たち」と「今の子どもたち」とどう違うのでしょうか?

そのことを子どもたちと接する中で感じ考えていきたいです。

当たり前のことですが、10人子どもがいれば、10人みんな違います。

大人もそうですね。

違うからこそ笑ったり、怒ったり、泣いたりがあります!

「昔は...」

という言葉には楽しいこと、良かったことばかりが強調されています。

その時に感じていた不安や不満は隠されています。

子どもと向き合う時には、自分が感じていた不安や不満とも向き合って関わっていきたいです。

そんな大人も大切です。目の前にいる子どもを鏡として私の過去の思いが照らされてもいいんではないでしょうか。

 

偉そうなことを書いてしまいましたが、できるかできないかではなく、そうであったということが大切だと私は思っています。

 

それでは皆さん最後まで読んでいただきありがとうございました!

今月は17日(金)17時より開催です!

今度はブログ早々にアップします^^ 

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